ベーパーテック社、フローケミストリーの入門書を発行

英国サフォークに拠点を置くベーパーテック社は米国コネティカット大学のニコラス・レッドベター博士およびニュー・シンセティック・メソッズ・グループと提携関係を築き、『An Introduction to Flow Chemistry – A Practical Laboratory Course (フローケミストリー入門 ― 実用的なラボ・コース)』と題した新たな入門書の制作に取り組みました。

これは主として大学の学部生向け教育ラボで使用することを意図して制作されたものですが、研究ラボにとっても重要な意味を持ち、100 ページにわたるマニュアルには 10 例の連続フロープロセス実験が詳述されています。いずれの実験も、ベーパーテック社の E シリーズ・フロー装置を併用して通常のラボ時限中に簡単に実施できるものです。

コネティカット大学の准教授で、フローケミストリーならびに新教育イニシアティブの分野を代表する指導者の一人として広く知られているレッドベター博士は、次のようにコメントしています。「フローケミストリーは、多様な業界向けに行われる反応実験に関して数々のエキサイティングな可能性を提供するもので、教育分野においてこれを奨励し、その発展を促進していくことは重要なことです」

同博士はこう続けます。「本書は、明日を担う化学者たちのためにフローケミストリーを生き生きと紹介していくことを意図しており、学術教育ラボならびに研究ラボのニーズに理想的なかたちで応える手ごろな価格の堅牢なフローケミストリー・システムであるベーパーテック社の E シリーズ・フロー装置という最先端技術の一つを補完するものとなっています」

本書は、パラジウム触媒を用いるクロスカップリング反応とルテニウム触媒によるアルケンのメタセシス反応というノーベル賞を受賞した二つの研究成果を取り上げているほか、家庭用漂白剤を酸化剤に使う酸化反応といった具合に、汚染が少なく、より環境にやさしい化学にも焦点を合わせています。ほかにも、複素環化合物の合成、転位反応、芳香族エステル化合物の製造などが紹介されています。

各実験では、簡略な説明のほか、実験を行い、内容をまとめ、反応を分析するステップ毎の指示が紹介されています。いずれの実験も、レッドベター博士の研究グループで活動に携わる二人の有能な大学院生、クリストファー・ケリー氏とマイケル・マーカダンテ氏が考案、開発し、試験を重ねて生まれたものです。

2003年にベーパーテック社を創設した同社社長のダンカン・ガスリー氏は次のように述べています。「フローケミストリーが提供する可能性には計り知れないものがあり、医薬品有効成分 (API)、農薬、フレーバー、フレグランス、スペシャリティーポリマーといった数多くの有益な物質をより効率的に製造する実証済みの方法となっています」

同氏は、「これは、連続フロープロセスを教育分野に紹介する素晴らしい入門書で、次世代の化学者の育成に役立つものとなるでしょう」と付け加えています。

詳細情報:www.vapourtec.com

以  上

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